2015年12月19日土曜日

VTR1000F故障診断

こんにちは、大日方です。


最近は故障診断ネタが続きます……今回はCBではありません><




お客様よりお預かりしたVTR1000Fですが、高速道路でエンジンの調子がおかしいとのご依頼…



さっそく関越で症状確認!!




すこぶる調子が悪い……急にエンジン回転数がバラついて、そのまま速度も落ちてきます。


診断診断~!
 
初めは電気系統かと思い、中古のイグニッションコイルとプラグコードに変えてみましたが、改善されず><



途方にくれながら、何度も試乗してみます…



なんか燃費が良くない…



最初は症状のせいかと思ってましたが、街中の速度域では調子がいいので不思議…


そういえばなんとなくガソリン臭いような…

異常個所発見!

ガソリンタンクの裏側についている画像の部品からガソリンがちょっとずつ漏れておりました><



さっそく分解~

中のダイヤフラム(黒いゴムの部品)が
ちぎれておりました…

この部品がタンクのガソリンをキャブレターに送っているのですが、ダイヤフラムがやぶれていたせいで、高速になったときにガソリンを送りきれていなかったようであります。




交換したら絶好調になりました!!



この車両は初年度登録から18年が経過しておりまして、期間を考えたらありえる故障かなと思います。




今では貴重なV型1000ccですので、これからも大事に乗り続けてほしいと思います)^o^(